NHKカルチャーラジオ加藤諦三

3回目の講座を聴きました。

 

過去にきちんと向き合って、嫌な思い出も「意識下に置く」という事が大切と知りました。

 

嫌なことはなかったことのように忘れて記憶から消し去っても、それは意識の世界から無意識の世界に押しやられただけで、脳の中では作用しているという事でした。

 

無意識の中にある不快感が、なぜかわからないイライラにつながったり、人に対して疑い深くなったり、そのはけ口が、自分より弱い立場の人に向かうことが危険だと思います。

 

ウサギとカメが競争する必要はないと加藤氏は言っていました。 

ウサギのようになぜ速く走れないの? と言われて育った子供は自分を肯定できなくなります。 「亀は亀でいいの、ウサギの真似をしなくてもあなたは海で泳げるんだから」と言われて育った子は自分の力を信じられるでしょう。

 

油断して相手を甘く見ると失敗するというのが、ウサギとカメの話の教訓ですが いつも負けないように他人を意識するのは、自分の価値を人と比べる人生になります。

 

私が子育てのころ「3人の子どもを比べない、ほかの人と比べない」をモットーにしていましたが、時々感情に負けて冷静さを失い腹が立ちました。特に忙しい時など子どもの言い分も聞かずに怒りました。

 

その頃 いろんな本を読みました。

 

なぜイライラするのか、それは子供が原因ではなく、自分の無意識の中に抑圧されているものがあるのではないかと思い至りました。 そして「忙しいからイライラする」というのは言い訳で 何か心の中のわだかまりを解消するのに、子どもをはけ口にしているのではないかと思うようになりました。

 

一生懸命、無意識の中のものを意識に引っ張り出しました。

 

「これは普通のこと」として、実は抑圧だったのを自分の中から消し去ったと思っていることが多々ありました。 過去の両親との確執にも そして現在にもありました。 

意識に引きずり出しても 忘れたつもりの嫌な記憶も呼び起こされて辛いものがあります。 

それでも、それをしっかり見据えて分析しないと子供は犠牲者になり、別のところにある原因が作用して自分の人生が暗くなるかもしれません。

 

「私は弱い者に対して自分の不快感をはけ口にしている」と気が付いたのは加藤諦三さんの本からでもあります。

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私の人生哲学

5月15日(日)に聞き逃した方、次の日曜日の朝10時から再放送。その夜21日夜8時からは続編があります。

 

加藤氏の心理分析は私の人生哲学の大きな部分を占めています。

 

人にウソをつくよりも自分にウソをつく事の方がどれほど重大か・・・自分の本当の気持ちを抑圧して生きていると、それが別の場面で人に対する攻撃性になったり、神経症的な心の病になったり 自殺につながることもあるということです。

 

 「あんなおとなしい人が」 

 「あんな真面目な人が」 

と 事件の加害者について周りの人がコメントしていることがあるけど おとなしい真面目な人ほど自分を抑圧して周りの環境になじもうとしているという事でしょう。 

 貯めこんだ負の感情が 突然無意識の世界から噴出すと恐ろしいことになります。

 心穏やかに素敵な腹話術をするために、私は自分のメンタルケアをしています。 

 心に怒りや憎しみを抱え込まないように、いつも自分のことが好きでいられるように心がけています。 自分のことが好きでないと 心から他人を好きになれないと信じています。

 

抑圧を抑圧と感じたら どうやって解決するかを考えます。 

社会的に我慢するしかないと感じたら、「自分が我慢を選択する」と考えて、人のせいにしません。いつか時間が解決する・・・と楽天的に考えるか、ほかの好きな趣味などにそらすことを考えます。それでもだめなら専門家のカウンセリングを受けます。考え方の方向転換を教えてもらいます。

 

くよくよ考えて悩む人は その癖がどこから来ているのか加藤氏が教えてくれます

 ブレない哲学を持つのに 私は加藤氏の本をよく読んでいます.

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いろいろなテクニックを使おう

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マークウエイドさんが私のワークショップで見せてくれたコップの中からの声もそうです。
 

 子どものショーが専門のマークさんも、ディスタントボイスやその他の高度なテクニックを使って周りの大人も楽しませています。 

クオリティの高い腹話術のパフォーマンスです。

  

「子どもだけにしか通用しないパフォーマンスではさびしいよ と マークさんは いろいろなテクニックを教えてくれました。

 

Mark Wadeさんの、天下一品の腹話術テクニックはベービークライです。

 これは横隔膜をしっかり動かして発声します。

 

 実際の赤ちゃんの泣き声は日本語のオギャーオギャーではありません。

マークさんの指導を受ければ本物の赤ちゃんの声を出すことが出来ます。

 

ある腹話術師は学生の頃、クラスに備え付けの校内放送のスピーカーから聞こえたような声で「今日の授業はこれで終わりです、

帰ってよろしい」と言って皆を騙して喜ばせた後、先生にバレて大目玉をくらったそうです。

いろいろな腹話術のテクニックが入ったショーは大人も楽しめます。

 

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大人の腹話術

腹話術の発声法には3種類あります。

紀元前に始まった元々の発声法は、そのうちの【ディスタントボイス】という声の出し方です。

遠い彼方から、壺の中から、壁の後ろから 天井から 低くはっきりした声が聞こえてくる「だましのテクニック」です。

 

海外で腹話術を習いたい人は ディスタントボイスの謎を知りたくて入門する人が多いのです。「いま腹話術を習っているの」というと、「ディスタントボイスはできる?」と聞かれることがよくあります。

 

メイハーメソッドのテキストでは最後の方に記述してあり、私もワクワクしながら読み進めていきましたが、「声帯を痛めるので長時間練習しないように」と書いてありました。

 

喉を締めて腹圧を加えて出す声なので、声帯に負担がかかります。 

女性は男性に比べて声帯が薄くできているのでダメージを受けやすく、勧められないという事でした。

 

声の出し方と共に「ディスタントボイス」を使った愉快な騙しの例が書いてあり笑いながら読みました。

 

男性でも女性でもコツを覚えれば素人でもできますが、それをどのように使うかです。 

パフォーマンスのどこかにこのテクニックを入れると大人の芸になります。

 

声帯を痛めたくないので私はやりませんが 男性で腹話術を習っている人はディスタントボイスを練習して、取り入れてほしいと思います。

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横隔膜呼吸法で豊かな表現を

声楽家やアナウンサーなど声を出すことを仕事にしている人達は,呼吸にとても気を使っています。

横隔膜を使った腹式呼吸で、横隔膜呼吸とも言います。

 

通常、人は胸で呼吸をしていますが, 腹式呼吸をすると肺の中に吸い込む空気の量が多くなり、吐く息を腹筋で調節することができるのです。

腹話術にも横隔膜呼吸が必要です。

たとえば 腹話術師とパペットが言い争う場面をつくります。 

二人の声の切り替えの早さがテクニックの見せ所です。 

「なんでそんなこというの?」「そんなことってどんなこと?」「いま言ったでしょう失礼なこと!」「失礼なことなんか言ってないよ」 

このやりとりを、息継ぎをしないで一息で言うのです。

 

勿論、自分と人形の声を使い分けて テンポよくはっきりと最後まで息を吸わないで言うのです。 

これをやると、本当にそこに二人が居て口論をしているような錯角を創ることができます。これは肺の中の空気を長くキープしながら、声に張りを持たせてはっきり言う練習が必要です。

 

そのためには横隔膜呼吸のトレーニングが必要です

 

胸の呼吸では大量の空気を吸い込めないし、息継ぎをしないで長く喋るのは難しいのです。

 

もしいっぱい空気を吸い込んでも、腹筋や舌でうまくコントロールしないと、空気は一気に抜けて息が苦しくなります。

腹筋の支えがあると声に芯ができて、はっきりと長く喋ることができます。

20秒間、息を吐き続けるのが目安です。

腹式呼吸を軽視すると、このようなテクニックを使えません。 

錯角を創るいろいろなテクニックを練習して芸のクオリティを上げることが腹話術の普及につながると私は思います。

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